なんにもできないくせに なにかをやろうとしてんだ
3月12日、倉敷REDBOXにて、墓泥棒にとっての今年初ライブを行いました。
当ブログでも繰り返し書いてきた通り、今年の目標は「お客さんを呼べるバンドになること」です。
今回のライブでは、18人のお客さんに足を運んで頂くことができました。
おかげさまで、墓泥棒としては初めてチケットノルマをクリアすることができました。お越し下さった皆様、本当にありがとうございました。
とは言え、今回18人ものお客さんに来て頂くことができたのは「たまにしかライブをしないから」「最近お誘いしていなかった方々を久々にお誘いして、来て頂けたから」という要因が大きいと思います。
毎月毎月ライブをして、こんなに多くの方に来て頂くほどの人気は今の我々には絶対にありません。
今回は様々なプラスの要因が重なった、まぐれ当たりみたいなものだと思います。あるいはご祝儀的な。
真価が問われるのはこれからです。
果たして、今回のライブに来て下さった皆さんに「また来たい」と思って頂けるようなライブができたかどうか?
正直言うとかなりミスもありましたし、機材トラブルもあって見苦しい(聴き苦しい)点も多かったと思います。僕も、途中あまり声が出なかった部分があったりして、ライブの内容としては、はっきり言ってかなり不満が残りました。
せっかく今までに無いほど大勢のお客さんが見て下さっているのに、そのチャンスを活かせなかったことが情けなくて、ライブ後、自分達の不甲斐なさに怒りすら込み上げて来ました。
それは僕以外のメンバーも同様でした。
終わったことはどうにもならないですし、それを糧にして成長していくしか無いのですが、今回来て下さったお客さんが今後また来て下さるとは限らないので、ここで納得のいく結果が出せなかったことは本当に悔しいです。
ただ、ボロボロだった自己評価とは裏腹に、多くの方々からライブ後にお褒めの言葉を頂戴しました。
「前より音のバランスが良くて聴きやすかった」「歌詞が聴き取れた」「今までで一番ノリやすかった」等、自分達が変えていこうと意識して変えていった部分がちゃんとお客さんに伝わっていて、それは素直に嬉しかったです。
技術面やメンタル面が追いついていなくて、自分達が表現しようとしてるものが表現しきれていないのが非常にもどかしいのですが、目指そうとしている方向性に対して自信を深めるきっかけにはなったと思います。
もし、今回のライブで少しでも墓泥棒に魅力を感じて頂けたのたら、どうか追いかけ続けてみてほしいです。
絶対にもっと面白いライブができるバンドになりますので。
まぐれではなく真の実力で、大勢のお客さんが集まって来てくれるような輝きのあるバンドになれるまで、精進し続けます。
改めて、本当にありがとうございました。
石井