楽しい時間はここまでです。

墓泥棒のボーカル石井のブログ

音楽の話

音楽の話をするのが苦手です。


ライブで初対面の対バンの方々とお話する機会があると、必ずと言ってもいいほど「どんな音楽が好きなんですか?」「どんなアーティストを聴くんですか?」等の話題になります。

そういう時は大抵ブルーハーツとか言っときます。でも実際もう何年も聴いてませんし、ベスト盤しか聴いたことがありません。(めっちゃ好きですし、すごくカッコいいとは本当に思ってます)

音楽を聴くこと自体は好きだと思うんですが、自分の知らない新しい音楽を探して聴いてみようという欲求が全くと言っていいほど無いんですよね。音楽は運転中しか聴きませんし。


でも、その話題はまだマシです。これより厄介なのが、楽器や機材の話題。これが出てくると、もう完全にお手上げです。例えばギターの話。僕はアコギはモーリス、エレキはダンエレクトロというメーカーの物を使用しているのですが、どちらもギタリストの友人に選んでもらった(エレキは譲ってもらった)ので、正直、他のギターと比べてどうのこうの言われても全くわからんのです。

バンド活動を始めてもう10年近くになるのですが未だにこの調子ですから、よっぽど興味が無いのでしょう。マーシーが何のギター使ってるかも知りません。あ、最近やっとカッタウェイが何のことか知りました。そんなレベルです。


僕が対バンの人との会話で困るランキングはこんな感じです。


⑤好きなミュージシャン、好きな音楽ジャンルの話
→自分の中に確固たる好きなミュージシャンやジャンルが無いので、聞かれても答えづらい。逆に、相手の好きなミュージシャンのことを話されても知らないことが多い。

④地元ミュージシャンや地元バンドの話
→「〇〇さん知ってますか?」「今度〇〇と対バンするんですよ」等。
友達が少ないので、ほぼ知らない人達ばかりです。

③似ている(らしい)他のミュージシャンとの比較
→「〇〇に似てますね」「〇〇っぽいですね」等。①②とも関係してくる話ですが、圧倒的に知らないことが多いです。ブルーハーツとかミスチルとかで言ってくれたら助かるのですが、僕の知らない人達と比較されても反応に困ります。

②楽器や機材の話
→先述の通りです。

①(専門的な領域での)ライブの感想を言われる、あるいは求められる
→ここまで読んで下さった方々には分かって頂けたかと思いますが、僕の音楽の知識は演奏に関しても聴くことに関しても、素人同然です。なので、高度なレベルでの音楽的な会話はチンプンカンプンなのです。「メロディーが良かった」「歌詞が良かった」「声が良かった」とかなら分かるのですが、ややこしい専門用語とか使われると理解不能です。逆に感想を求められた場合も、「カッコ良かった!」とか「感動した!」「楽しかった!」等、小学生レベルのことしか言えませんので、ご容赦ください。



もし、今後対バンする方々やお客さんがこれを読んで
「じゃあお前には話しかけねーよ!」
って思われたらそれは悲しいのですが(笑)、誤解されたくないので付け足しておくと、僕は対バンの方々やお客さんと会話をしたくないわけではないのです。

ただ音楽の話が苦手というだけです。
(音楽が嫌いというわけではありません)

専門的な話は分かりませんが、どんなことを考えてその歌詞を書いたのかとか、どういう気持ちで音楽をしているのかとか、そういうことはとても興味深いので、そういう話がしたいです。あとは恋バナとかでもいいです。笑


なんとなく否定的な感じの内容になってしまったかもしれませんが、今年はなるべくライブハウスに足を運んだり、音楽で生まれた繋がりを大事にしようと思っているので、気軽に仲良くして頂けたら嬉しいです。

以上、石井でした。