読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

楽しい時間はここまでです。

墓泥棒のボーカル石井のブログ

決意表明

今年は墓泥棒にとって勝負の年と位置付けています。


墓泥棒が初めてライブを行ったのが平成25年の12月29日ですから、すでに3年が経過しています。

その間メンバーチェンジがあってライブをすることが出来ない期間があったり、メンバーの仕事の都合によりライブの本数が元々少ないこともありますが、頻度は低いなりにもライブ活動を3年続けて来たバンドのわりには知名度は低いと言わざるを得ないでしょう。

そう、僕たちは人気がありません。


ライブ活動をされている方なら承知のことでしょうが、ライブハウスでライブを行う際、出演者には「チケットノルマ(以下、ノルマと呼ぶ)」というものが発生します。

ライブハウスによって、あるいはイベントによってそのノルマの枚数や値段はまちまちですが、多いのは【メンバー1名につき4枚】というパターンでしょうか。

例えば僕らは4人編成なので、1回のライブにつき16枚のノルマが課せられます。すなわち「16枚はチケットを売ってくださいね(お客さん16人は呼んでくださいね)。」ということです。売れなかった場合はどうなるか?当然、自己負担です。だってノルマなのですから。

仮にチケット料金1500円(+ドリンク代500円)のライブで、お客さんを1人も呼べなかったとしましょう。その場合、

1500×16-0=24000

で、2万4000円が僕らの自己負担額となります。メンバー1人あたり6000円ですね。実際、お客さんゼロってことはあんまり無いんで(平均2~3人ぐらい大汗)、実際には全額では無いのですが、それでも大部分を自腹で賄ってるのが現状です。


いや、わかってるんですよ。重々わかってるんです。お客さんを呼べない、人気の無い我々が悪いんです。ただ…ベース木村くんのように音楽に全てを捧げる熱きミュージシャンの方々ならともかく、僕のような休日限定ロックンローラーにとって、このノルマはあまりにも高額です。

でもプロになりたいとか有名になりたくてやっているわけではないし、月に1~2本ライブするだけなら経済的負担もそこまで大きいわけではないから、「まぁ自分達が楽しければ良いか」と、お客さんが一向に増えない現状に永らく甘んじていました。



では、なぜ「今年は勝負の年」と言い張るのか?



これはバンドメンバーというより、僕個人の気持ちの問題によるところが大きいです。

僕ももう32歳という、それなりにいい歳になりました。仕事でも徐々に責任を負わなければいけない立場になり、プライベートでも結婚を考える時期に差し掛かっています。

今後、自分の自由に使える時間やお金が今よりずっと限られて来るでしょう。そうなった時に、

「お客さん入らないけど、まぁ楽しければ良いか…」
「ノルマ高いけど、ライブの頻度を減らせば良いか…」

そんな気持ちで、果たしてバンドに対するモチベーションを維持することが出来るでしょうか?


幸か不幸か、僕にはソロ(弾き語り)という活動手段があります。練習するのにもお金がかかるバンドと違って弾き語りは家でも練習できますし、アコースティックなライブだとバンドほど多くの機材を必要としないこともあり、バンドでのライブよりノルマが安い場合も多いです(ライブハウス以外の小さな会場でのライブなど)。

ノルマが同じ1人4枚だったとしても、バンドなら16枚のところがソロの場合たったの4枚。お客さん2人呼べたら半分クリアです。バンドならあと14枚売らないといけないのに。笑

正直、ソロでもバンドでも集客力はどっこいどっこいなので、普通に考えてずっと続けていけるのはソロかなと思います。

でも、果たして本当にそれでいいのでしょうか。


この飽きっぽい僕が曲がりなりにも10年近く音楽を続けて来れて、やっぱりソロよりもバンドという活動形態の方が好きで、僕の作る曲を好きと言ってくれる仲間にも恵まれて、本当にこのまま終わって良いのか。

自分が忙しくなって活動継続できなくなるまで惰性で活動して、自然消滅みたいな形で終わってしまったら、激しく後悔するのではないか。


だとするならば、答えは簡単です。

もっとお客さんを呼べるバンドになればいい。
もっと必要とされるバンドになればいい。

ノルマを達成することが出来ればタダでライブができるわけですから、もし結婚してお小遣いが少なかったとしてもライブし放題です。笑

「そんな簡単に客呼べたら苦労しねーよ!」
って言われるのは承知の上です。簡単ではないことはわかってます。コンスタントに16人ものお客さん呼ぶってことがどれほど大変なことかは想像に難くないですけど、千里の道も一歩から。

幸い、曲には自信がありますし、お褒めの言葉を頂戴する機会も少なくありませんので、ライブ自体の(ショーとしての)完成度を高めることや、自分たちの音楽を知ってもらう努力をより幅広く行っていけば、もっと世間に認知されるバンドになることは不可能では無いと思います。

今年こそ、いや、今年からは、お客さんが呼べるバンドを目指します。



具体的な数字は決めてないんですけど、今年中に飛躍のきっかけを掴めなかったら、はっきり言ってもう終わりだと思ってます。

だから今年が「勝負の年」なのです。

売れたいとか、有名になりたいとかより、ずいぶんと志の低い目標ではありますが、かなり切実な目標でもあります。

墓泥棒が数年先も存続できるかどうか。
石井智也がバンド活動を継続していけるかどうか。
それを賭けた闘いの一年です。

どうか、見届けてやってください。


長文になってしまいましたが、最後にライブ告知をさせてください。

3月12日(日曜)に、倉敷レッドボックスにて墓泥棒の今年1発目のライブを行います。今の墓泥棒の【覚悟】を歌う最新曲も披露する予定です。

背水の陣でぶちかましますので、どなた様も是非お越しになってください。


それでは。石井でした。